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「髪の傷みが気になる人へ!ツヤツヤ髪へ修復する方法を紹介」

「しばらく髪を伸ばしたいのに毛先のパサつきや枝毛が気になってきた」」という方もいるのではないでしょうか。また、年を重ねるにつれて、髪のツヤがなくなったというお悩みを抱える方も多いかもしれません。この記事では、主な髪の傷みの原因から、その修復法までくわしく紹介していきましょう。

1.髪が傷んでいる状態とは

前提として髪が傷んでいる状態とは、どのようなことを指すのでしょうか。自分の髪が、今どのようなダメージを受けているのかを知ることからはじめましょう。

 

1-1. 表面のキューティクルが剥がれている

キューティクルとは、髪の表面にうろこのように敷きつめられている組織のことです。このキューティクルが傷ついたり、剥がれたりすると、髪がパサつくなどのトラブルにつながります。ひどい場合、枝毛や切れ毛に発展することもあります。

 

1-2. 髪の内部が傷ついている

ヘアケアというと、どうしても髪の表面にあるキューティクルに注目が集まりますが、髪の内部にダメージを抱えているケースも少なくありません。この髪内部の組織を「コルテックス」といいます。このコルテックスにダメージホールと呼ばれる穴が空き、髪の内部がスカスカになってしまうと、枝毛や切れ毛の原因となるのです。

 

1-3. 髪はなぜ傷むのか:タンパク質の変性

それでは、どうしてコルテックスに穴が空くのでしょうか。それは、髪の構成成分の8割が、タンパク質だからです。タンパク質は熱を加えると、変性が起きて固まってしまいます。この際、固まったタンパク質は、もうもとには戻りません。同じことが髪の内部でも起きるため、熱を繰り返し髪に与えることで、コルテックスにダメージホールが生まれてしまうのです。

 

2.髪が傷んでしまう原因

次に、髪が傷んでしまう原因を4つ紹介します。どれも生活習慣のなかである程度防げるものなので、今日からでも気をつけましょう。

 

2-1. ヘアアイロンやドライヤーによる熱ダメージ

髪が傷む大きな原因に、熱によるダメージがあげられます。前述のとおり、髪の成分の8割を占めるタンパク質は、熱によって形を変えてしまいます。一度変性して固まってしまったタンパク質は、もとには戻りません。手遅れになる前に、きちんと対策をしましょう。

基本的には、ヘアアイロンの使用は最小限にすることが望ましいものの、どうしても使いたい場合は、設定温度を下げるなどの工夫をしましょう。

 

2-2. 摩擦によるダメージ

髪表面の摩擦によって、キューティクルは簡単に傷ついてしまいます。とくに寝ているときの寝具との摩擦は、髪の傷みの大きな原因となります。とはいえ、摩擦を完全になくすのは難しいので、摩擦を最小限にとどめるという気持ちをもつことが大切です。髪をやさしく取り扱うことを意識しましょう。

当店では、そっと押しあてるだけで、お肌や髪の水分を瞬時に吸い取ることができる1秒タオル「THE 1BYO TOWEL INSALON」を販売しております。こちらはサロン限定アイテムとなっており、当店でも人気の商品です。摩擦熱を極力抑え、髪に優しいタオルは、当店のネットショップからも購入が可能です。是非ご覧ください。

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2-3. 紫外線によるダメージ

意外と盲点なのが、紫外線によるダメージです。肌の日焼け対策は念入りにする一方で、髪の紫外線対策はしていないという方も多いのではないでしょうか。髪のタンパク質は、紫外線によっても破壊されてしまいます。最近は頭髪専用の日焼け止めスプレーなども販売されているので、普段あまり帽子をかぶらない方も、ぜひ対策してみてください。

 

2-4. カラー剤によるダメージ

髪を染めたことのある方なら心当たりがあるかもしれませんが、髪を染めるカラー剤が髪に与える負担は、無視できません。とくに市販されているカラー剤は万人向けにつくられているため、髪へのダメージが大きいといわれています。髪の傷みが気になる方は、美容室で髪を染めることをオススメします。その際にも、カラー後のトリートメントを忘れないようにしましょう。

また、カラーやパーマをしていなくても毛が細くなったり、うねりやパサつきで艶がなく上手くまとまらないのは毛の痛みではなく、毛質による症状です。そういった方には酸熱トリートメントがおすすめです。是非ご相談ください。

 

3.髪の傷みを修復する方法

一度傷んでしまった髪を完全に元通りにするのは不可能ですが、ある程度髪質を整えることはできます。以下からは、その具体的な方法を紹介していきましょう。

 

3-1. トリートメントやヘアマスクでパサつきを抑える

傷んだ髪は水分が失われており、パサつきが目立ちます。トリートメントやヘアマスクといった髪のセルフケアを施すことで、髪表面に水分をいきわたらせましょう。ドラッグストアだけでなく、インターネットショッピングや美容室などでもヘアケア用品を購入できます。

 

3-2. 美容室で髪質改善メニューを受ける

普通のトリートメントとは違った「髪質改善メニュー」を展開している美容室があります。薬剤と熱を加えることで髪の内部からはたらきかけ、ダメージを補修する酸熱トリートメントと呼ばれる技術が代表的です。そのほかにも美容室ごとに方法はさまざまなものがあるので、まずは一度美容室に相談してみてください。

 

3-3. 枝毛や傷んだ毛先をカットする

髪の傷みがひどい場合は、思い切ってその部分をカットするのもひとつの手です。髪の長さを変えたくない方は、枝毛を切るだけでも大きく印象が変わります。髪が傷んでしまう原因を知り、日ごろの習慣を見なおすことからはじめましょう。

 

4.まとめ

今回は、髪が傷んでしまう原因や修復する方法について紹介してきました。髪質は日常的な習慣によって大きく左右されます。正しい対策を行うことで、ツヤのある髪を保ちましょう。

 

「アトリエニオ」では、お客様一人ひとりが抱える髪のお悩みを一緒に改善していきます。髪のダメージが気になる方は、ぜひとも一度、お気軽に当店までお越しください。