メンズのヘアカットは仕上がりがとても重要です。女性に比べてショートの比率も高く、仕上がり次第でスタイリングや印象が大きく変化しやすいからです。これまでに思うような仕上がりにならず不満に感じた経験があったりするのではないでしょうか。そこで今回は、失敗しないメンズのヘアカットにおけるポイントや注意点についてご紹介いたします。
1.メンズヘアカットのよくある失敗例
メンズカットにおけるよくある失敗例として、以下が挙げられます。
1-1. イメージとずれてしまった
これは非常によくある失敗例です。美容室にいった際には、まずオーダーを聞かれます。美容師の方にこういう仕上がりにしてほしいと伝えることになりますが、当然その際には脳内にイメージがあることでしょう。プロの方に伝えたことで安心しておまかせした結果、最終的な仕上がりを見たときにショックを受けてしまうことがあるのです。これだと美容師の方に問題がある塔に感じてしまいますが、決してそうとも言い切れません。
1-2. 短くされすぎてしまった
メンズのカットですと、オーダーとして女性よりもショートの比率は高くなるでしょう。ショートカットですと、「さっぱりした感じで」などというオーダーになるでしょうが、ご自身のイメージよりも短くされてしまうことがあります。カットした髪の毛をもとに戻すことは出来ませんし、ショートカットですとスタイリングで調整することも難しいので、失敗が大ダメージとなります。そのままにはしたくないので渋々坊主にするはめになったという方も少なくないのではないでしょうか。
1-3. バランスがおかしい
マッシュヘアなど、シンメトリーであることが重要なヘアスタイルもあります。そうでなくても全体的なバランスはとても重要な部分です。プロの美容師に依頼している以上、バランスは当然整うものかと思いきや、おかしな仕上がりになってしまうことがあるのです。前髪だけが長かったり、左右で微妙に長さが異なったりすることもあります。
2. メンズカットで理想通りの仕上がりにするためのポイント
理想通りの仕上がりにするためには、伝え方がポイントとなります。以下に注意するだけでかなり改善に期待ができます。
2-1. 画像などで具体的に伝える
美容師の方はいくらプロとはいえ、具体的に伝えなければ完全に汲み取ることは出来ません。このヘアスタイルにしたいという明確なイメージがあるのであれば、画像など見せられるように準備をしておくようにしましょう。オーダーの際にその画像を見せるだけで、口頭だけで伝えるよりもはるかに具体的に伝えることが可能となります。また、髪質などによって完全な再現が難しいなどの判断もできるので、イメージとの乖離を少なくすることになるでしょう。これだけでも失敗は相当少なくなります。
2-2. 箇所ごとに指定する
前髪やもみあげ、襟足など箇所ごとの指定も大切です。たとえば前髪ですとまずは長さです。眉毛の上までなど、眉毛を基準としてつたえるといいでしょう。左右のどちらかに流したい場合には、その方向についても伝えておくことで考慮してもらうことが可能となります。サイドの場合には、耳を基準としてどのくらいかかるようにしてほしいのかなど、明確に伝えると理想通りとなります。
2-3. こだわりを伝える
髪質やスタイリングに関する悩みや、全体にしてほしいことやその反対など、こだわっている部分は少なからずあるでしょう。美容師の方を信頼する意味であえて伝えない方もいるかも知れませんが、その結果失敗してしまっては本末転倒です。理想通りの仕上がりにするためにも、かならず伝えておくことをおすすめします。
3. メンズがカット内容を美容師に伝える際の注意点
カット内容をいざ美容師の方に対して伝える際ですが、以下の点に注意することでより満足できる仕上がりになる確率が高まります。
3-1. ガチガチに指定しすぎない
こだわりが強い方ですと、頭の中に絶対的な仕上がりのイメージがあることでしょう。それを正確に伝えるわけですが、髪質などによって再現が難しいケースも少なくありません。その際にガチガチに指定してしまうと、かえって仕上がりが理想から離れてしまうことになりかねません。プロの方の意見にも耳を傾けた上で、落としどころを探るなどの融通を利かせることが大切です。
3-2. おまかせでも最低限の内容は伝える
こだわりが一切ないという方もいらっしゃることでしょう。とにかく邪魔に感じない程度に短くなればいいというような場合、おまかせしてしまうこともあります。それだと美容師の方も少なからず迷ってしまいます。長さはだいたいこのくらいで、などのようにざっくりとでもいいので目安を伝えると施術がしやすくなり、いい感じの仕上がりにしてもらえるでしょう。
4. メンズカットは魅力を引き出してもらえる美容室選びが大切
いかにして美容師の方に理想の仕上がりを伝えるかということも重要ですが、それと同じくらいご自身にあった美容室であることも大切です。以下の点を押さえるといいでしょう。
4-1. 頻繁に美容室を変えない
美容室をコロコロ変えることによって、その都度仕上がりに関して気を遣わなければならなくなります。もちろん一度カットしてもらった際に納得の行く仕上がりにならなかったなど、変える理由があるのであれば仕方がないでしょう。しかし、そういった理由がないのであれば、できるだけ美容室は固定してしまうのがおすすめです。美容師の方に関しても同じ方を指名することで、毎回同じクオリティでカットしてもらうことが可能となります。
4-2. 髪型から美容室を決める
多くの方が美容室を決める際、立地や人気などで選ぶことが多いでしょう。それはそれでいいのですが、髪型から選ぶという方法もあります。美容室や美容師の方によって、ヘアスタイルの得手不得手が少なからずあるでしょう。WEBサイトやSNSなどで紹介されているヘアスタイルの中からお気に入りのものが見つかった場合には、そのスタイルを実現できる美容室に行くと仕上がりにも期待ができますし安心です。
5. まとめ
まずは美容師の方に写真などを使って具体的に伝えるということが大切です。その上でおまかせできる美容師の方であれば、髪質なども考慮した上で最適な仕上がりにしてくれることでしょう。「ATELIER NIO」はプライベート空間で貴方の魅力を引き出すヘアカットをしております。より良いメンズカットをしてもらえる美容室をお探しの方は、まずは一度お気軽にお越しください。