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どのくらいがベスト?ヘアカラーのおすすめ頻度について詳しく解説

ヘアカラーをされている方にとって悩ましいのがカラーの頻度ではないでしょうか。そのままにしてしまうとカラーをした部分としていない部分がはっきりとしてきてしまいます。しかし、どのタイミングで再びカラーをすべきか、髪の毛の痛みなどを考えると迷ってしまうでしょう。そこで今回は、ヘアカラーのおすすめ頻度についてご紹介いたします。

 

1.ヘアカラーの間隔が空くことの問題点

ヘアカラーの期間が空いてしまうことによってどのような問題があるのかということですが、最も大きいのが「プリンになってしまう」ということではないでしょうか。プリンというのは、カラーをした部分とカラーされていない根元の部分との色のコントラストのことを指します。どうしても根本の地毛は黒色ですので、カラーをした部分との色の違いが見た目を悪くしてしまうのです。ハイトーンカラーにしたときにとくに問題となるでしょう。

ヘアカラーにはいくつかの種類がありますので、プリンになってしまうことが一概には問題とは言えません。たとえばハイライトのように髪の毛全体にではなく、部分的にカラーを入れるようなタイプであれば、根元部分の地毛が増えてきたとしてもあまり気になりません。メッシュカラーなども同様です。現在のカラーがどういった状態なのかによって、ヘアカラーの間隔が空くことによる問題が発生するタイミングにも違いが生まれるのです。

 

2.ヘアカラーのおすすめの頻度

気になるヘアカラーのおすすめ頻度ですが、何を重視するかによっても変わってきます。以下の該当するものを参考にしてみましょう。

 

2-1.常に髪の毛をきれいに保ちたい場合

常に髪の毛をきれいなベスト状態で保ちたいという方であれば、約3週間〜1ヶ月がおすすめの頻度となります。カラーですが、カラーをした瞬間から徐々に色落ちが始まっています。日々のシャンプーやドライヤーの影響によっても次第に色落ちをしていってしまうのです。そう考えると、約3週間もあれば色落ちはしてしまうのです。つまり、毎月カラーをすることによってベストコンディションでいられるということになります。

 

2-2.根本の地毛を優先する場合

カラーをした部分ではなく、根本の地毛部分が気になるという方は約1ヶ月半〜2ヶ月がおすすめの頻度となります。個人差はありますが、一般的に約1ヶ月で髪の毛は1〜1.5cm伸びると言われています。カラーをしてから1ヶ月で1.5cmほどの根元部分は、地毛の状態になってしまうのです。2ヶ月経つとその倍の3cmですので、さすがにここまで来ると地毛がかなり目立ってしまいます。

 

2-3.ダメージを極力抑えたい場合

ヘアカラーをすることで、髪の毛へのダメージは避けられません。極力押さえることは出来たとしても、少なからずダメージを負ってしまいます。根本や白髪のカラーされていない部分が気になるというケースであれば、リタッチという手段があります。髪の毛全体ではなく、気になる部分だけをカラーするのです。これであれば、初回と同じ髪の毛のダメージとなるのでそこまで気にしなくても大丈夫でしょう。

 

3.ヘアカラーの頻度の高さに注意

カラーの頻度が高くなってしまうと、気になるのは髪の毛へのダメージです。ヘアカラーがどのようにして髪の毛の色を変えるのか、その仕組みを理解することでダメージについてもわかるようになるでしょう。髪の毛は普段キューティクルによって守られています。そのままでは髪の毛の色を変えることが難しいので、ヘアカラーで使用する薬剤にはキューティクルを開く効果があります。開いた部分からアルカリ剤が髪の毛の内部へと浸透し、髪の毛に含まれているメラニン色素という成分に対して作用することで、髪の毛の色を変えることが可能となるのです。最終的にキューティクルが閉じることによって、カラーが定着します。

 

3-1.ダメージの蓄積に注意

髪の毛を守っているバリアを剥がした上で色を変えているので、やはりどうしても髪の毛はダメージを負ってしまうのです。カラーのあとにヘアトリートメントなどでしっかりとケアをすることで、ダメージ回復をすることは可能です。しかし、頻繁にカラーをすることになると、いかにダメージケアを徹底していたとしてもダメージがケアを上回ってしまい、髪の毛のコンディションが悪くなってしまう恐れがあります。

ブリーチをするようなハイトーンカラーの場合ですと、見た目をキープするためにカラー頻度が高くなりがちです。見た目だけでなく髪の毛の状態もとても重要ですので、バランスを見極める必要があります。

 

4.ヘアカラーの頻度は美容師に相談すると安心

髪の毛の質やダメージ状態は個人差があります。カラーの頻度に関しても一般的な頻度は目安になるものの、それがご自身にとって本当にベストかというとそうとも言い切れない部分はあります。美容師の方は実際にあなたの髪の毛に触れてカットやカラーをおこなっている人です。毎回同じ方に担当してもらっている場合であれば、なおのこと毎回の状態がインプットされているでしょう。その方に相談するというのがベストな頻度を決定するのに適しているのではないでしょうか。

使用する薬剤のタイプや範囲、これまでの累計施術数など細かくチェックすることで、カラーの間隔はより精度を高めることが可能です。見た目をベストコンディションにしつつ、髪の毛のダメージケアのことも考慮するとなると、素人では判断が難しい部分となります。数多くの髪の毛に触れてカラーを担当してきた経験者であるからこそわかることもありますので、美容師の方に頻度について相談してみるといいでしょう。

 

5.まとめ

ヘアカラーは髪の毛の長さによって頻度は異なってきます。今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。また、担当美容師の方の意見はとても大切です。「ATELIER NIO」ではあなたの魅力を引き出すことに全力を注ぎます。カラーの頻度など、髪の悩みについてもお気軽にご相談ください。